スポーツの力を称える世界的スポーツムーブメント Everyone winsキャンペーン
スポーツには世界を変える力がある」を信念として世界中でスポーツを通じた取り組みを行うローレウスは、Every Onesキャンペーンを開始します。このキャンペーンでは、スポーツがいかに若者の生活を変えることが出来るかということに関し、参加者を募り、資金を調達し、理解を深めていきます。
ローレウス・アカデミーのレジェンドたちの協力のもと、Everyone Winsキャンペーンでは、世界中の若者がコミュニティの中で直面する障壁、そして暴力、差別、社会的格差といった社会問題に打ち勝つためにスポーツが担う役割に焦点を当てています。
Everyone Winsキャンペーンは、コートやトラック、ピッチの内外におけるスポーツの素晴らしい力を称えるローレウス世界スポーツ賞2021のオンライン授賞式内にて発表されました。大坂なおみ、ルイス・ハミルトン、モハメド・サラーといったアスリートたちは2020年の功績により受賞を果たしましたが、それは自身の立場を使ってコートやトラック、フィールドを越えて社会を変えようと戦った行動が大きな影響をもたらしたとして評価されたものです。
これまで20年以上にわたり、毎年開催されているローレウス世界スポーツ賞によってローレウスは世界的に認知されるようになりました。2000年の創設時、初代賛同者であるネルソン・マンデラは「スポーツには世界を変える力がある」と述べ、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団はこの言葉を実現するために存在しています。Everyone Winsキャンペーンでは、スポーツを通じて若者が日々の生活での障壁を乗り越えるためのスキル、強さ、規律を身に付けられることを示した動画を公開します。
オールブラックスの元キャプテンで、ローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーのチェアマンのショーン・フィッツパトリックは次のようにコメントしています。「Everyone Winsキャンペーンはローレウスにとって転機となるものです。ローレウス世界スポーツ賞は組織を代表するものとして知られており、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団にとって欠かせないものである一方、我々の年間の活動や影響は更に定期的に公表され、共有され、理解されるべきです。このダイナミックなキャンペーンを通じて、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団が新たな理解者を獲得し反響を得られることを非常に楽しみにしています。」
ローレウスは年間を通じ、世界中でスポーツを通じた活動に取り組んでいます。年1回のイベントというローレウスへのこれまでのイメージを変え、年間を通して実施されるスポーツ活動のキャンペーンへの理解を深めるため、Everyone Winsキャンペーンでは、積極的な参加を促すとともに募金活動を行い、スポーツには若者の生活を変える力があるということへの理解と認識を深めることを目指しています。
ローレウスは、若者やそのコミュニティが直面する問題に対処し、それを克服するためにスポーツの機会を提供するプログラムを支援し、スポーツの力を称え、資金提供やコミュニケーションにおけるパートナー組織を募集しています。
Everyone Winsキャンペーンは、素晴らしいコミュニティリーダーやコーチ、運営者から、世界中のスポーツ・フォー・グッド・プログラムの参加者まで、この取り組みに関わる皆さんを称えるものです。また、社会に貴重な貢献をしているもののスポーツ界ではまだあまり認知度の高くない、学校やコミュニティクラブ、地方自治体、草の根組織の活動も支援していきます。
4度のワールドカップ覇者であり、女子アルペンスキー界の女王、そしてローレウス・アカデミーのメンバーでもあるリンゼイ・ボンは、次のようにコメントをしています。「スポーツには、思いがけない形で人々を変えることが出来るユニークな機会があると思います。プロのキャリアの中で勝ち負けを繰り返して、本当に多くのことを学びました。そしてローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団、リンゼイ・ボン基金の取り組みを通じて、スポーツは若者の生活上の問題を克服する手助けとなり、生活を変え、力を与えることができるということを知りました。スキーのレースでは優勝できるのはたった1人です。しかし、スポーツを通じて若者が社会での問題に打ち勝てた時、「誰もが勝者」になれると信じています。」
ローレウス・アカデミーのメンバーで4度のオリンピック王者であるマイケル・ジョンソンは次のようにコメントをしています。「ローレウスを通じて、世界中で社会的格差に苦しむ若者の人生をスポーツによって変える活動に参加する機会を得ることができました。私たちのプログラムでは、多くの若者が直面している社会の障壁を打ち破り、スポーツを通じて誰もが勝者になれるよう支援しています。この素晴らしい活動への理解を深めることで、このキャンペーンを通じてもっと多くのコミュニティに支援の手を差し伸べていくことができます。」
かつて世界およびヨーロッパ最優秀選手に選ばれたサッカー・ポルトガル代表のレジェンドで、ローレウス・アカデミーのメンバー、ルイス・フィーゴは次のようにコメントをしています。「サッカーは私の人生に大きな影響を与え、本当に多くのことを教えてくれました。Everyone Winsキャンペーンは、スポーツを通じて生活を変えることのできた若者たちという、スポーツの本当の成功を称えるプラットフォームを提供します。プロの試合では勝者と敗者がいますが、若者がサッカーを通じて差別や貧困に立ち向かうことで、誰もが勝者になれるのです。」
ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団は、社会を変える手段としてスポーツを用いている世界的なリーダーです。コミックリリーフやナイキといったパートナーと提携し、スポーツをベースにした既存のコミュニティプログラムを支援しています。現在、世界40以上の国・地域で200を超えるプログラムに支援を提供しており、スポーツが世界を変えることができると証明すべく、取り組みを続けています。
