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ラファエル・ナダル、4度目のローレウス賞を受賞 テニスの大激戦を制した大坂なおみ、2度目のローレウス賞を受賞 バイエルン・ミュンヘン、年間最優秀チーム賞に ルイス・ハミルトン、社会貢献が評価

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2021年5月6日、スペイン – セビリアで開催されるデジタル受賞式で、ローレウス世界スポーツ賞2021の受賞者が発表されます。ハイライトは、4度目の受賞となるラファエル・ナダル、2度目の受賞となる大坂なおみ、そしてサッカーチームのバイエルン・ミュンヘンです。
新型コロナウイルス感染症流行がもたらした混乱にもかかわらず、2020年のスポーツ界で残された数々の記憶すべき功績を称えると同時に、アスリートが広く社会全体に与えた影響に敬意を表する新たな賞も授与します。F1チャンピオンのルイス・ハミルトンは、反人種差別活動への参加により、 初のローレウス年間アスリート支援者賞にノミネートされました。
そしてリバプールFCに所属するエジプト代表のサッカー界のスター選手、モハメド・サラーはローレウス・スポーティング・インスピレーション賞を受賞しました。これは恵まれない人々のために長年にわたって特別な貢献をしてきたことを称える賞になります。
この授賞式は、新型コロナウイルス感染症により渡航や人と人の接触に不安な状況が続くことから、通常の形式ではなく、デジタル形式で行われました。2021年の賞では、ローレウス・スポーツ・フォー・グッドが焦点とする対象の拡大を踏まえ、パンデミックとの闘いに不屈の精神で挑んだ人々の感動的な物語を紹介したほか、その影響力を生かし、スポーツ界を超えてさまざまな問題や対立に力強いインパクトをもたらしたスポーツマンやスポーツウーマンのメッセージも届けました。
テニス界からは2人の大物選手が受賞しました。全仏オープンテニスで13度目の優勝を果たし、ロジャー・フェデラーと並ぶ20度のグランドスラム優勝を達成したスペインのラファエル・ナダルは、ローレウス年間最優秀男子選手賞を受賞しました。また、2度目の全米オープンテニス優勝を果たした大坂なおみは、年間最優秀女子選手賞を受賞しました。また大坂は、最近命を落としたアフリカ系アメリカ人の名前を記したマスクを試合ごとに着用して「Black Lives Matter」の活動を支援し、フラッシング・メドウズ・パークで力強い言葉を残しました。
2006年に年間最優秀成長選手賞、2011年に最優秀男子選手賞、2014年に最優秀復帰選手賞, を受賞したナダルは次のように語っています。「ローレウス・アカデミーに、心から感謝いたします。私には、素晴らしいライバルたちがいました。私と同じようにトロフィーを受賞するに値するこのようなライバルやスポーツ選手たちも祝福したいと思います。けれども、今年の受賞者は私です。これ以上の幸せはありません。
「全仏オープンで優勝を遂げ、ロジャー・フェデラーのグランドスラム20勝に並んだことは、私にとって忘れられない瞬間でした。 私の偉大なライバルであり、親友でもある彼と肩を並べることは、私にとって大きな意味があります。私たちがコート内外で一緒に過ごしてきた歴史のなかでも非常に特別なことなのです。
「私たちが直面しているパンデミックは、前例のないものです。辛い思いをされたり、誰かを亡くされたすべてのご家族を支えられるようなメッセージを送りたいと思います。」
一方、2019年に年間最優秀成長選手賞を受賞した大坂は、次のように述べています。「この最優秀女子選手賞を受賞してきたお手本となるような選手たちを数多くを見てきたので、私が受賞できることは本当に特別なことです。受賞できたことを心から嬉しく思っています。本当に重要な賞です。」
「コートの上で私が行った活動について、声を上げることが大切だと思いました。私は自分に自信がなくて、周囲からどう思われているか心配になり、行動に移すのを何度もためらいました。でも、その機会があるなら、利用することがとても大切だと思ったんです。今後の抱負としては、できるだけ多くの人を救ったり影響を与えたりして、もっと良い人間になりたいと思っています。」
バイエルン・ミュンヘンはハンス=ディーター・フリック監督のもと、UEFAチャンピオンズリーグ、ブンデスリーガ、DFBポカールで優勝を飾り、2014年以来となるローレウス年間最優秀チーム賞を受賞しました。チャンピオンズリーグ全勝優勝を果たした初のチームとなりました。その試合の中には大本命と言われたFCバルセロナを8-2で撃破した試合も含まれています。
モハメド・サラーは、サッカー界で最も驚異的なゴールを決める選手の一人であるだけでなく、彼の故郷であるエジプトのナグリッグをはじめとする様々な活動の大規模なサポーターであることを証明しています。彼は、中東における女性の平等を強力に推進しており、「タイム」誌の「世界で最も影響力のある100人」の一人にも選ばれています。
ローレウス・スポーティング・インスピレーション賞を受賞したモハメド・サラーは授受賞についてコメントしました。「"ローレウス・アカデミーの皆様から選出いただき、スポーティング・インスピレーション賞を受賞できてとても光栄です。2020年は世界中の大勢の人にとって、非常に厳しい一年でした。家族や友人と会えない日々を過ごし、愛する人を失った人もいます。私たちは、この経験から学び、お互いに助け合いながら、前を向いて進まなければなりません。サッカー選手は何か賞を受賞すると、当然ながら、感謝の気持ちをまずはファンに伝えますが、今回は私たちのファンだけでなく、世界中すべてのスポーツファンへ感謝の気持ちを伝えたいと思います。この一年で、サッカーをはじめとするすべてのスポーツが、ファンなくしては意味のないものだと思い知らされたはずです。スポーツ選手は代役を立てられますが、ファンは何ものにも代えがたい存在です。最後はこの言葉で締めくくりたいと思います。改めまして、本当にありがとうございます。」
カナダのスノーボード選手、マックス・パロットは、もっとも感動的な優勝を果たした選手の一人です。パロットはがん闘病を見事に克服し、Xゲームで金メダルを獲得。年間最優秀復帰選手賞を受賞しました。
パトリック・マホームズは弱冠24歳で2020年にカンザスシティ・チーフスを50年振りのスーパーボウル優勝に導き、ローレウス年間最優秀成長選手賞を受賞しました。チーフスの背番号15を背負うマホームズはフィールドの外でも、自身の基金「15 and the Mahomies」を通じて子どものための15のコミュニティプロジェクトを支援しています。またNFLのアスリートたちによるグループを率いて、人種差別や政治的抗議活動に関する態度や行動を調査するよう、リーグに請願しました。
新しく追加されたローレウス年間アスリート支援者賞は、歴代タイ記録となる7度目のF1世界選手権優勝を果たしたイギリスのルイス・ハミルトンが受賞。「Black Lives Matter」と書かれたヘルメットと黒のレーススーツを着用し、グランプリごとに片膝をついて敬意を示し、人種の平等を強く訴えました。メルセデスAMGペトロナスは車全体を黒色に塗装し、多様性へのチームの取り組みを表しました。
2008年に年間最優秀成長選手賞、昨年にはリオネル・メッシと年間最優秀男子選手賞を受賞したハミルトンは次のように述べています。「このような素晴らしい賞をくださったローレウス・アカデミーの皆様に心から感謝しています。この一年は多くの人にとってとても厳しい一年でしたが、その一方で、私たちの声がひとつの力となって、新たな会話と変化を起こすのを目の当たりにし、胸が熱くなりました。一人ひとりが立ち上がることでもたらしたインパクトにとても感銘を受けました。そんな皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。これからも戦い続けて、光をもたらしてください。」
「長く続いてきた人種差別や不平等に対して世界中で大きな動きが起きています。大きな進歩ではありますが、私たちの戦いはまだ終わっていません。世界をより良い方向に導く責任が我々一人ひとりにあることを自覚して、昨年果たせなかったことを実行に移し、責任をもって行動していく必要があります。皆で一つになれば、ゴールにたどり着けると心から信じています。私は皆さんと一緒に前に進みます。皆さんに明るい未来を信じて、心からの愛を贈ります。どうぞお元気で。ありがとうございました。」
39回のグランドスラム優勝を果たし、生涯を通じて男女平等を支援し、平等と公平性を掲げた草分け的なテニスのレジェンド、ビリー・ジーン・キングは、ローレウス生涯功労賞を受賞しました。キングは女子テニス協会および女子スポーツ財団の創設者でもあります。
サッカーを通じて特に難民の多く住む地域で文化間の懸け橋を構築する、スポーツを用いたドイツのコミュニティプログラム、KICKFORMORE by KICKFAIRは、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド賞を受賞しました。このプログラムは、非暴力、人権、ジェンダー平等、多様性に焦点を当てています。ローレウス・スポーツ・フォー・グッドは、世界40以上の国・地域で250以上のコミュニティスポーツプログラムを支援しています。
クリス・ニキッチは、ダウン症の選手として初めてアイアンマンを完走するという快挙を成し遂げ人々の心を揺り動かした、世界中からの一般投票でローレウス・スポーティング・モーメント賞に選ばれました。フロリダ州メイトランド出身の21歳のクリス・ニキッチは、11月のKonaアイアンマン世界選手権で、水泳3.8km、自転車180km、長距離走42.195kmという道のりをゴールしました。「絶対無理だと思ったことだって、(その気になればいつか)できる」とクリスは話します。この賞は、フェアプレー、スポーツマンシップ、貢献、逆境の克服といった資質を称えるものです。この賞は、世界中の数百万人もの人々の心を揺さぶった感動的な瞬間やストーリーから選ばれます。
2021年の授賞式では、平和のためのスポーツを促進する新たな世界的キャンペーン、Everyone wins(誰もが勝者に)も新たに加わります。このキャンペーンは、スポーツのフィールドの内外で強力な敵と立ち向かっている世界中の若者に焦点を当て、スポーツの力で社会的格差、不平等、暴力、人種差別、性差別という敵に打ち勝ち、世界をより良い場所にしていくいうことを称えるものです。スポーツがこうした敵に打ち勝つたびに、誰もが勝者になるのです。                                     
ローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーのチェアマン、ショーン・フィッツパトリックは次のように語っています。「非常に苦しい年であったにもかかわらず、本当に多くの素晴らしいスポーツマン、スポーツウーマンを称えることができ、嬉しく思っています。受賞者だけでなく、受賞を逃した候補者の皆さんも全員が、ロックダウン解除後にスポーツがどれほど心を揺さぶり勇気を与えてくれるかを教えてくれました。この授賞式は、「Everyone Wins(誰もが勝者に)」という私たちの取り組みにおいて新たな重要な節目となりました。この取り組みを通じて、ローレウスに対する認識と理解を変え、スポーツ・フォー・グッドへの寄付を拡大できればと思っております。」
ローレウス世界スポーツ賞の受賞者は、最高レベルのアスリートとして称えられる一流のスポーツレジェンドであるローレウス世界スポーツアカデミーメンバーにより選ばれています。
ローレウスは、リシュモンとダイムラーにより設立され、現在はグローバル・パートナーであるメルセデス・ベンツ、IWCシャフハウゼン、三菱UFJフィナンシャル・グループにより支援されています。
全受賞者一覧: 
ローレウス年間最優秀男子選手賞:
ラファエル・ナダル
ロ―レウス年間最優秀女子選手賞:大坂なおみ
ローレウス年間最優秀チーム賞:バイエルン・ミュンヘン
ローレウス年間最優秀成長選手賞:パトリック・マホームズ
ローレウス年間最優秀復帰選手賞:マックス・パロット
ローレウス・スポーツ・フォー・グッド賞:KICKFORMORE by KICKFAIR
ローレウス生涯功労賞:ビリー・ジーン・キング
ローレウス年間アスリート支援者賞:ルイス・ハミルトン
ローレウス・スポーティング・インスピレーション賞:モハメド・サラー
ローレウス年間スポーティング・モーメント賞:クリス・ニキッチ

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